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2012-05-22 Tue 10:50
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The Variety of The World (100 Pictures)
2012-05-08 Tue 21:21
世界の「多様性」に焦点を当てて、下手な写真も入れ、説明入りで旅の軌跡を分かりやすくした。


まず、 

大阪から船で黄海を渡り

中国 上海


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桂林


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陽朔にいた笛吹きおじさん


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ベトナム ホイアン


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ベトナム人の民族衣装 アオザイ


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カンボジア 

アンコール・トム 


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アンコール・ワット


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ポル・ポトの虐殺についての展示があるトゥーン・スレーン博物館。世界で最もエグい博物館。人間の残酷さと狂気について知れる。


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伝統芸能


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タイを越え、

ラオス 

旧正月


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中国 雲南省 シーサンパンナ・タイ族自治州

中国だけどタイ族が多く住む。


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麗江


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麗紅で死にかけ、二週間の入院後、右腕が動かなくなる可能性があったため飛行機で帰国。

1ヶ月リハビリしてなんとか動くようになり、再出発。

飛行機なしで一からやりなおすため、下関から黄海を船で渡り

中国 蘇州


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西安 秦の始皇帝の兵馬俑


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敦煌


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砂漠に浮かぶ寺


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カザフスタンを越え、

ウズベキスタン

元ソビエトなので、ロシアブレンドのイスラム国


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サマルカンド


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ブハラ

スターウォーズの世界


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ヒヴァ

ラクダの隊商が行き来した時代からそのまま残る古代都市


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カザフスタン

人間がまるで荷物のようにすし詰めされたおんぼろバスで、一晩かけて再びカザフスタンへ


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カザフの高原には日本の野良猫のように野良ラクダがたくさんいる


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360度果てしなく続く高原の中、ゲルで暮らす夫婦。二人のきずなってどれくらい深い?


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カスピ海を船で渡り、アゼルバイジャンを越え、

グルジア

この旅で初めてのキリスト教国。皆信心深い。


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トルコ カッパドキア


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パムッカレ


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アジアとヨーロッパの境目、

イスタンブール


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ついにヨーロッパへ。

ギリシャ メテオラ

岩山に無数の教会が建っている


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アテネ


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ブルガリアと元ユーゴスラビアのセルビアを超え、

ハンガリー


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オーストリアを越えて

ポーランド アウシュビッツ


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チェコ 

ミュシャのステンドグラス


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オランダ

運河沿いのまどろみの夜


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ベルギー


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ドイツ 

オクトバーフェスティバル


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イギリス ロンドン


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フランス 

ルーブル美術館


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イタリア ローマ ヴァティカン


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スペイン 

サグラダ・ファミリア


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アルハンブラ宮殿


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スペインから地中海を渡り

モロッコ シャウエン

とんがり帽子をかぶっている人が多い。


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ミントティー

モロッコはレパートリーは少ないけど、タジンとかクスクスとか、おいしい料理が多い


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マラケシュ


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敬虔なイスラム教徒


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一度スペインに戻り、ポルトガルから大西洋を船で渡って、

ブラジル サルバドール

南米もキリスト教圏だけど、少し独特


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イグアスの滝


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アルゼンチン ブエノスアイレス 

ブエノスアイレスは南米でも最も綺麗な町のひとつ。タンゴがそこら中で


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チリ アタカマ

ウユニも含むアタカマ一帯は、世界でも最も美しい地域の一つだと思う。
さらにアンデスにはラパスやマチュピチュもある。


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ボリビア ウユニ塩湖

果てしなく続く白の世界


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世界で最も標高が高い町。ポトシ


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首都ラパス


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富士山並みの標高に広がる町


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ペルー ウロス島

チチカカ湖に浮かぶ葦で作られた人工島


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アルパカ


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赤ちゃんアルパカ


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クスコ

マチュピチュへの観光拠点で、街自体も世界遺産。

ただ土砂災害のため、残念ながら今回はマチュピチュへ行くことができなかった。


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エクアドルを越え

コロンビア

首都、ボゴタの近くにあるシパキラ地下洞窟


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陸路はゲリラなどの危険性のために通行不可なため、カリブ海をコロンビアからパナマまで、ヨットで5日かけて渡る。


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クナ族の島による。


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コスタリカ

大自然と動物の国。


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ニカラグア、エルサルバドルを越え、

グァテマラ 特徴的な民族衣装


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マヤの人たちの民族衣装


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ホンジュラスを越え、

ベリーズ 

中米で唯一黒人の国。

ベリーズは今までで最もエキサイティングな海がある国だった


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メキシコ 

ウシュマル遺跡


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月のピラミッド


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グアナファト


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アメリカ ワシントンDC


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ニューヨーク


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ナイアガラの滝


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カナダ アサバスカ氷河


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バンフ

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スピリットアイランド


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アメリカ ヨセミテ


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グランドキャニオン


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メキシコ バハ・カリフォルニア


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メキシコから船で太平洋を渡り、最後の国

日本 横浜


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家には帰らずに、そのまま日本を周遊。

京都

日本の文化に、美しさに、心から感動した


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白川郷


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富士山の頂上

旅を達成した瞬間

この時を一生忘れない


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The Moment of The World (50 Pictures)
2012-05-08 Tue 13:46
世界の「一瞬」とか「動き」とかに焦点を当てて、気に入っている写真を集めた。


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世界旅行記 77 自分の町→自分の部屋→自分のベッド(最終回)
2010-09-09 Thu 21:21
初めて富士山に登ったのは二十歳の時だった。

当時は肉体も精神も完全に崩壊していて、体重は男だというのに50キロを割り、人とまともにしゃべることさえ出来なかった

そんなときに登った富士山はかなりキツくて、「もう二度と登ることはないだろうな」と思ったのを覚えてる。


それから8年、世界一周をした後の富士山は、、、

楽勝もいいところだった。

吉田口から登って山小屋のある8合目過ぎまで普通5、6時間かかると聞いたが、俺はほとんど休憩もせずに2時間強で登った。

山小屋に泊まった後の深夜の登頂も、渋滞をスルスルと抜かして早すぎるくらいの時間に着いてしまい、登山自体よりも日の出までの待ち時間をキツく感じたぐらいだった。

頂上は真冬以上の寒さで、指の動きが鈍くなるほどだったが、疲れはほとんどなかった。

そして待ちに待ったご来光は、最高の達成感を与えてくれた。

あの時のことは、一生忘れないと思う。


この旅は、大学生時代からの夢だった。

旅の最中は、ただひたすらに夢中だった。

そして旅が終わってみれば、まさに夢を見てたようだった。


当時はもう何年も旅をしているように感じていて、日本のことがはるか昔のようだったのに、今となればそれはもう逆になっている。

旅は夢のように、違う世界の、幻想感のある、遠い昔の、一瞬の出来事になってしまった。

しかもそう感じるまでが、あまりにも早すぎた。

帰ってきた次の日には自宅でとはいえ仕事が始まり、たまっていた用事を次々とこなしながら慌しく過ごしているうちに、あっという間に現実の歯車に組み込まれていった。

本当は世界や日本や、その他色々なことについて分かったこと、感じたことなどを書きたかったのだけれど、それを書くのもためらわれるぐらい、意識が変わってしまっていた。


ある時、自宅の近くを歩いていると、大きな夕日が沈もうとしているのを見た。

とても美しかったので写真を撮りたいと思ったが、もうカメラを持ち歩いてはいなかった。

毎日写真を撮り続けていた生活を懐かしく感じると同時に、もう旅は終わってしまったのだと感じた。

セミの死骸をたくさん見た。


この旅は、ずっと夏を追いかける形で進んできた。

ほとんどの地域をハイシーズンでまわり、朝から夜まで一日中雨が降り続けたという日は、最初の出発から1年5ヶ月の間、ただの一日もなかった。

旅が終わって一ヶ月、その記録は今でも更新され続けている。

でも昨日、久しぶりに大雨が降って、結局夕方にはやんだのだけれど、夏の終わりを少し感じた。

初めて録りためたビデオを見返してみたりした。


夜、電気を消して寝ようとすると、自然と旅のことが思い出された。

思い出すのは大きな出来事ではなく、言葉にするまでもなかった、人に語るまでもなかった、無数のなんでもない景色だった。

もう場所も時間も分からなくなった記憶の断片が、泡のように浮かんでは消えていった。

「あれっていつのことだろ?」

「あそこはどこだっけ?」

そんなことを想っているうちに、いつの間にか夢なのか現実なのか、分からなくなっていった。


次の夢の始まり。

どんなにかけがえのない、苦難や感動が待っているかわからない。

新しい世界。
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