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世界旅行記 73 太平洋(船)
2010-07-28 Wed 10:48
今回太平洋横断で乗った船は、実はピースボートでした。

前にも書いたけど、夏のうちに船で日本に帰るには、これしかなかった。


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さよならメキシコ。


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ピースボートは社民党の辻本が早稲田在学中に作った組織で、現在は年に2、3回くらいの頻度で世界を一周している。

どれも大体三ヶ月かけて一周し、寄港地には朝から夕方まで滞在、観光する。

場所によっては一泊二日滞在することもあるが、ほとんどの人が船に宿泊するらしい。

俺が乗った最後の寄港地、エンセナーダでは、予定が遅れて昼から夕方までの数時間しか、滞在時間がなかった。

実はまだピースボートに乗るとは予想だにしていなかった頃、スペインでピースボート乗船者に会ったことがある。

彼は途中で船を降り、自分で旅をしている途中で、またどこかで船に合流して乗りこむということだった。

これは当たり前のことで、よく行われていることらしい。

そして今回はなかったけど、そのスペインであった人が乗っていた回のクルーズでは、寄航が中止になった場所もあったということだった。

エンセナーダのように、滞在時間が短縮されることも珍しくないらしい。

つまり、3ヶ月の間、ほとんどは船の中ということ。

およそ自分の足で旅をする人たちにとっては、信じられない内容。

でも旅の仕方は人それぞれ。

やりたい人が、やりたいようにやればいいんだと思う。

世界一周を安全に、楽にしたいという人、特にご年配の方にとっては、うってつけのクルーズ旅行だと思う。

また、俺も大西洋横断で感じたことだけど、やはり船旅でしか味わえない雰囲気や風景、それによって分かることもあるので、そういう意味でも旅の一形態として、決して悪くはない。


俺が気になったのは、その活動内容。

乗り込む前から心配していたけど、乗り込んで数日、船内でよく行われている講演のようなものを聴いていると、「やはり」という感じだった。

例えば、憲法九条を守れ、という趣旨の講演を聞いていたら、そこで話されていたご年配の方は、九条改正主義者は全て軍需産業と結びついていて、自分たちの利益のことしか考えていないんだ、と「断言」していた。

そういう奴らしかいないから、絶対に言うことを信じるな、としきりに言っていた。

日本が自分で自分を守ることが出来ないために起こっている問題、例えば事実上この国を守って「もらっている」アメリカ軍のイラク虐殺に、加担するしかないこと。沖縄の人たちの犠牲。北朝鮮の拉致。そういったことには一切触れず、ただただ九条を守らなくてはいけないんだ、という内容だった。

俺は改正派だけれども、ここでは別に九条の擁護に反対してるわけじゃない。

当然色んな意見があるべきだ。

問題はその態度。

よくありがちな、現実に起きている問題、もしくは起こりうる問題や負の側面を無視したり、それに対する解決方法を一つ一つ細かく検証することをしないで、聞きざわりのいい安易な理想に飛びついて、もうそれっきり満足してしまうこと。

ただただ、ブルジョワジーや権威を批判することに満足してしまうこと。

何かを考えて正しい解決策を導き出すのに必要な、「自分の意見への反対意見を、自分で考えること」をしないこと。

それではせっかくの理想も、まるで説得力を帯びない。


軍隊を完全になくして、国際貢献によって侵攻を防ぐという意見がある。

うっとりしてしまいそうな聞きざわりのいい意見だが、現実に起きる問題や反対意見は?

考えてみてほしい。

150年前はまだ黒船も着ていない江戸時代だった。一体150年後に世界がどうなってるか予想できる人がいるだろうか?

これからも何百年と続く歴史の中で、北朝鮮のような国が突然暴走して攻めてこないという保障がどこにあるのか?

楽観と希望的観測によって、自分たちの子孫、もしくは自分たち自身が、アウシュビッツやカンボジアのポルポト時代のような目に会う可能性を、数パーセントでも残して放置することを、本当の平和と言えるのか?

事実上日本を守っているアメリカ軍を、自分たちの代わりにイラクに派遣して、「イラク人を殺してるのはアメリカだから、日本は関係ない。日本は軍隊を持たない善良な国なんだ」と言うのを、本当の平和と言えるのか?

周辺国の圧力を考えたら軍隊なしには国を守れない現状を無視して、自分で自分を守るという責任を放棄した結果、沖縄など一部の人たちが苦しんでいる中で、九条は理想の平和憲法なんだと疑いなしに「信仰」してしまうことを、果たして本当の平和と言えるのか?

男たちが虫けらのように殺され、女たちが性道具のように扱われた経験を持つ国々は、どこでも皆自己防衛の大切さを説いていた。

核や必要以上の武器を持たないことは当然として、専守防衛の国際貢献に積極的な、きわめて慎重に行動を規定した「独立した」平和維持軍の創設という意見も、「一つの意見」として当然検討する必要があるはずだ。

そういう風に多角的に検討をしないで、断言したり信仰したりしてしまうのはとても危険なことだと思うし、せっかくの理想を青臭いと感じさせてしまうのは、とてももったいないことだと思う。

色々詳細についていいたいことはあるけれど、コスタリカのところでも書いたので、あまり長く書くのはやめときます。


ただ、もちろんこれはほんの一部の講演の話だし、所詮新参者なのでちゃんと文脈を理解していなかったのかもしれない。

全体的には素晴らしい講演もたくさんあったし、勉強になったことも多かった。

当たり前だけど、自分はまだまだ勉強不足だということを痛感した。

そして最終的には、この船への批判はなくなっていった。

まず、常に軍や権威というのは強大化しようとするものだから、行き過ぎを抑えるための反対勢力がたとえどんな形であれ、必要なんだろうと思ったから。

そして何よりも、ピースボートの本当の醍醐味は「人」なんだと気づいたから。

ここで生まれる連帯感やつながりは、かなり特殊なものだし、貴重なものだと思う。

俺はわずか2週間の間だったけど、みな新参者にとても優しくしてくれたし、若者からご年配の方までいろいろな人と話させて頂いて、たくさんのことを得た。

皆の企画やパフォーマンスを見て、その積極性や活動性に心打たれた。

せっかくということで、自分も旅の写真のスライドショーを飛び入りでさせてもらい、いい経験になった。


また例のごとく、興味のある本はもちろん、自分では買わなかっただろう本も読み、世界が広がった。


でも気が抜けたのか、写真は全然撮らなかった。


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イルカの大群。


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まぁそんなこんなで思った以上に楽しく、充実した時を過ごせて、あっという間の2週間。

ついに横浜。


このときの俺の気持ちは、、、

言葉にするのはやめときます。

旧知の人、もしくは最初から読んでくれてた方は、、、

察してください。


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下船が遅れてひたすら待つ。


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世界一好きな「都会」。

みなとみらい。


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まさか子供のとき、自分が世界一周をしてここに帰ってくるとは夢にも思わなかった。


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ピースボートで俺に話しかけてくれた皆さん。

ありがとうございました!


今は広島にいて、これから京都に向かいます。
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大西洋横断と南北アメリカ大陸縦断の選外写真100枚
2010-08-25 Wed 16:30
また選外の写真を集めてみました。

選外なのであまり質はよくないけど、何故かやっぱり「これなんで使わなかったんだろ?」というのもあったので。

(この記事はピースボートの中でほとんど作り終わってたんだけど、壊れたパソコンの中に入ってたグァテマラの写真などを入れたかったので、遅れました。)

例によって、一枚も写真を撮らなかったニカラグア以外は、一国一枚以上は使うようにしました。


大西洋。


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ブラジル。


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パラグアイ。


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アルゼンチン。


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チリ。

チリはバスが快適。南米は大体二階建て。


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バスの二階、最前列の景色は、かなり爽快だった。

万年サンダル焼け。


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ボリビア。


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ペルー。


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エクアドル。


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コロンビア。


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パナマ。


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コスタリカ。


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ニカラグアを通り抜けてエルサルバドル。


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グァテマラ。


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ホンジュラス。


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再びグァテマラ。


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ベリーズ。


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メキシコ。


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アメリカ。


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カナダ。


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再びアメリカ。


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最後、再びメキシコ。バハ・カリフォルニア。


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夢。

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